V.A - Quiet Corner - at night with you
レーベル : Quiet Corner
品番:RCIP-0256
フォーマット:国内盤CD
発売日:2017年3月30日
大人気のロングセラー・コンピレイションCD「Quiet Corner」第4弾は、儚い草花の香りに包まれた、柔らかな夜に聴きたい音楽集。 ジャケットの雰囲気も一新し、「メランコリック」そして「センシティヴ」という感覚を通奏低音に、ジャンル~国~年代を超えて選び抜かれた、心を安らかに鎮める音楽。ジャズ/室内楽/フォーク/アンビエント/南米/など、あらゆるエッセンスを織りまぜながら自由に音楽地図を描きます。
2014年末のディスクガイド「クワイエット・コーナー~心を静める音楽集」と同時にリリースされた名作コンピ『Quiet Corner – a collection of sensitive music』に始まり、2015年春の『Quiet Corner – a collection of intimate music』、2016年3月の『Quiet Corner – a collection of pastoral music』に続いて、1年振りにリリースされる第4弾がこの『Quiet Corner – at night with you』。
「美しい叙情と詩情に満ちあふれた音楽」という変わらないコンセプトのもと、愛すべきキース・ジャレットの名作『The Melody At Night With You』にインスパイアされたサブタイトル。眠る草花の密やかな香りに包まれる、柔らかな夜の親密な雰囲気をイメージした選曲です。
オープニングはアイスランドのスンナ・グンロイグスによる、ルーファス・ウェインライトの美しいメロディ・ラインが印象的な「Vicious World」のきらめくようなピアノ・トリオ・ヴァージョン。4曲目にはポーランドのグラジーナ・アウグスチクの名演がクラシックとなった「So Reminding Me」のカヴァーなど、ヴォーカルとピアノの溶け合うようなデュオが並ぶ前半。
中盤はレディオヘッドやエリオット・スミスといった、インディー・ロック~シンガー・ソングライターへのトリビュート作品を残しているピアニスト、クリストファー・オライリーによるクラシカルなニック・ドレイクのカヴァーから始まり、「クワイエット・コーナー」の支柱ともいえる、ウィリアム・フィッツシモンズをハイライトに、独特の浮遊感に意外な相性の良さを発見できる音響派~SSW作品が並びます。
後半はより静謐に。サンティアゴ・ベイスは、エグベルト・ジスモンチの前衛的なセンスと、モノ・フォンタナのような映像美を兼ね備え、アルゼンチンのガビ・エチェヴァリアは、まさにカルロス・アギーレ・グルーポを彷彿させる、清涼で詩情あふれるオーガニックなアンサンブル。アメリカーナの古き良き時代をアップデートするグループ、ヘムはドリーミーなオーケストレイションでコンピレーションのクライマックスを演出し、ラストは、元レッド・ハウス・ペインターズのメンバーで、ソロ・プロジェクト、サン・キル・ムーンとしても知られるマーク・コズレックによる10ccの名曲カヴァーにそっと耳をかたむける。
01 Vicious World / Sunna Gunnlaugs
02 Like Someone In Love / Kathryn Williams & Anthony Kerr
03 Alice In Wonderland / Norma Winstone & John Taylor
04 So Reminding Me / Agata Pisko & Werner Radzik
05 Superwoman / Anita Wardell
06 Northern Sky / Christopher O'Riley
07 People Change Their Minds / William Fitzsimmons
08 At A Glance / Message To Bears
09 Andrew And Lynsey / The Boats
10 A Cloud To The Back / Sam Prekop
11 Howe / Lambchop
12 Pink Moon / Lotte Kestner
13 Up And Down / Chantal Acda
14 En La Montaña / Santiago Beis
15 La Palabra Surge <Instrumental> / Gaby Echevarria
16 Eveningland / Hem
17 I'm Not In Love / Mark Kozelek