Johanna Linnea Jakobsson - Alone Together

北欧から現れた美しきシンガー・ソングライター＆サックス奏者のデビュー・アルバム。そのクール＆ビューティーな魅力と類い稀な才能が大きな話題を呼ぶなか、正規国内盤として待望のリリース！

デンマーク出身で現在はスウェーデンで活躍するシンガー・ソングライター＆アルト・サックス奏者、ヨハンナ・リネア・ヤコブソンのデビュー・アルバム。心地よくグルーヴするアコースティック・ジャズと即興の要素に、ポップ・ソングとしての魅力が組み合わさり、その中心でヨハンナの才能がまばゆく輝きます。リラックスした透明感あふれる歌声と鮮やかなサックス演奏を支える、スカンジナビアのジャズ・シーンのトップ・プレイヤー達のプレイも聴きどころ。

アコースティック・ギターの伴奏が似合うようなリラックスした歌声とジャズ・サックスの融合という、スムーズで聴きやすいけど実はとても珍しいスタイルの音楽を聴かせます。ヤコブソン本人のペンによるオリジナル作品が4曲、ハワード・ディーツとアーサー・シュワルツの名コンビによるアルバム・タイトル・チューン「アローン・トゥギャザー」に始まりビートルズ、オリバー・ネルソン、そしてデューク・エリントンまでなかなか渋いナンバーを選んだカヴァーが4曲という構成。スタンダード・ナンバーではアルト・サックス奏者としての実力を、そしてオリジナル曲ではシンガー・ソングライターとしての魅力を如何なく発揮しています。特にラストの「Blue」はボサノヴァ風のギター・リフが心地よい可憐な楽曲で、これからの彼女がどんな作品を生み出していくか大いに期待を抱かせます。