John Patitucci - Brooklyn
レーベル : AGATE
品番:AGIP-3558
フォーマット:国内盤CD
発売日:2015年5月20日
世界最高峰のベーシスト、ジョン・パティトゥッチの実に6年ぶりの新録!生誕の地ブルックリンにて盟友(with アダム・ロジャーズ、スティーブ・カーディナス、ブライアン・ブレイド)と創り上げたキャリア最重要作品。
59年生まれ、3度のグラミー賞に輝くスーパー・ベーシスト。これまでに共演したミュージシャンは、ディジー・ガレスピー、ウエイン・ショーター、ハービー・ハンコック、チック・コリア、スタン・ゲッツ、フレディー・ハバード、マイケル・ブレッカーなど数えきれないほどのジャズ・ジャイアントのほか、スティング、イヴァン・リンスなどず幅広いジャンルのミュージシャンまでおよび、アコースティック・6弦ベースをトレードマークに豊かな表現力、高度な演奏力を駆使したプレイスタイルで他のベーシストにも大きな影響を与えたレジェンド、ジョン・パティトゥッチの6年ぶり14作目の作品。
メンバーには、アダム・ロジャーズ、スティーブ・カーディナスという押しも押されぬふたりのトップ・ジャズ・ギタリストをフィーチャー。そしてウエイン・ショーター・バンドでも長くの時間を共にする盟友でもあるドラム・ヴァーチュオーゾ、ブライアン・ブレイドが参加した自身の新グループ、エレクトリック・ギター・カルテットによるアルバムです。
ジョン・パティトゥッチによるオリジナル曲をメインに③BAND OF BROTHERSは、オールマン・ブラザーズ、ウィルソン・ピケットを彷彿とするファンキー、ブルージー/ロックなジャム・チューン。マリ南西部ワスル地方の伝統を受け継ぐ偉大な女性歌手Oumou Sangareによる、②Dugu Kamalembaは奥深く美しい響きの楽曲。ブルージーなギター・フレーズ、温かいベースの音色によるジョン・パティトゥッチ節が優雅に鳴り響く⑥JTLや、アイ・ガット・リズムのコード進行を基に作曲された⑦DO YOU?での掛け合うアダム・ロジャーズとスティーブ・カーディナスの流麗なギターのメロディライン、縦横無尽に暴れ廻るブライアン・ブレイドの演奏は圧巻です。ウエス・モンゴメリーが発表した1966年のアルバム『テキーラ』に収録されていた⑨THE THUMB(アルバムは、多大な影響を受けたベーシスト、ロン・カーターがフィーチャーされていました。)をブライアン・ブレイドとデュオで録音。妻と娘へ捧げられた美しいソロ・ピース⑪Tesoriでアルバムは締めくくられています。
これまでのキャリアの中でたくさんのパワフルなピアニストのバンドで長年演奏してきたこともあり自身の最新作では楽器編成にこだわり今回新たにグループを結成。ジョン・スコフィールド、パット・メセニー、ジョージ・ベンソン、B.Bキング…と名前を挙げ、「ギターが大好きなんだ。様々なジャンルでたくさんの偉大なギタリストとの共演も多かったしね。」とジョン自身も語るとおり、ジャズを核にしながら多彩な音楽要素を織り込み色彩感溢れるアンサンブル、ダイナミックな演奏を聴かせます。
ジャズファンに鮮明な記憶を植え付けたチック・コリア・エレクトリック・バンド(85年〜)、アコースティック・バンド(89年〜)での活躍。ウエイン・ショーターのグループへの参加(00年〜現在)、01年マッセイ・ホールにて録音されたハービー・ハンコックのディレクション・イン・ミュージックに参加しこれまで13枚のリーダー・アルバムをリリース。自身のキャリアの原点、ブルックリンでセルフプロデュースによって制作・録音。本作は、輝かしいキャリアの中でも最重要作品といえる作品です。
■Track listing:
01. IN9-1881 / The Search 8:28 (John Patitucci)
02. Dugu Kamalemba 5:52 (Oumou Sangare)
03. Band of Brothers 5:40 (John Patitucci)
04. Trinkle Trinkle 6:07 (Thelonious Monk)
05. Ugly Beauty 6:25 (Thelonious Monk)
06. JLR 6:46 (John Patitucci)
07. Do you? 4:01 (John Patitucci)
08. Bells of Coutance 3:01 (John Patitucci)
09. The Thumb 4:35 (Wes Montgomery)
10. Go Down Moses 4:52 (John Patitucci)
11. Tesori 3:57 (John Patitucci)