中島ノブユキ『エテパルマ 〜夏の印象〜』(LP)
レーベル: INPARTMAINT INC
品番:IPM-8145LP
フォーマット:30cmアナログレコード(東洋化成プレス)
発売日:2024年2月23日
<仕様>
■シングルジャケット/1LP/封入リーフレット
■ サイズ(mm):縦314×横314×厚さ5
★好評発売中★
“新しい室内楽”の幕開けを告げた名盤、中島ノブユキの1stアルバム『エテパルマ ~夏の印象~』が初レコード化!
郷愁を誘う旋律から香る異国情緒、心象風景を投影した内省的な小品に漂う静けさ、溶け合うアンサンブルの流麗な様式美と、楽器の音色に宿る凛とした佇まいの美しい共存。作編曲家・ピアニストの中島ノブユキが2006年に発表した『エテパルマ』は、クラシックからブラジル音楽~ジャズなどを横断し、新しいかたちの室内楽を作り上げた名作です。
中島ノブユキの原点とも言える本作に収められたのは、南欧~アフリカを題材にした中島のオリジナル曲をはじめ、ボサノヴァ初期から多くの名曲を残したヴィニシウス・ヂ・モライス/20世紀スペインの作曲家フェデリコ・モンポウ/20世紀を代表するブラジルの作曲家ヴィラ=ロボス/ジャズ史の巨人デューク・エリントン/19世紀ロマン主義音楽を代表する作曲家シューマンの作品まで。参加ミュージシャンは、北村聡(バンドネオン)、渡辺香津美、伊藤ゴロー、高田漣、青柳拓次(ギター)、松永孝義<ex- MUTE BEAT>、鈴木正人(コントラバス)、芳垣安洋(ドラム)そして弦楽トリオ(ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ)、CANTUS(合唱)など、多彩かつ豪華なゲストを招いて制作されました。
初にして待望のアナログ・レコード化に際し、『メランコリア』(2010年)以降の中島ノブユキのすべてのソロ・アルバムでサウンド・エンジニアリングを手掛け、中島からの信頼厚い奥田泰次氏(studio MSR)が、吉野金次氏による当時のオリジナル・ミックス音源から改めてアナログ・レコード用に新規マスタリングを施しました。
<A面>
01 イントロダクション <Introduction> (Nobuyuki Nakajima)
02 ユーリディスのワルツ <Valsa de Euridice> (Vinicius de Moraes)
03 フォーリング <Falling…> (Nobuyuki Nakajima)
04 アリア(ブラジル風バッハ第五番より) <Aria (from Bachianas Brasileiras No.5)> (Heitor Villa-Lobos)
内なる印象 <IMPRESIONES INTIMAS> (Federico Mompou)
05 I
06 II
07 III
08 悲しい鳥 <Pajaro Triste>
09 ジプシー <Gitano>
<B面>
01 愛の不安 <Medo de Amar> (Vinicius de Moraes)
02 アフリカンフラワー <African Flower> (Duke Ellington)
03 エテパルマ <ETE, Palma> (Nobuyuki Nakajima)
04 ラメント <Lamento> (Nobuyuki Nakajima)
05 献呈 <Widmung> (Robert Schumann)