NEW RELEASE 11/11

 

<ROCK>

Numcha - Bloom

 

開花する才能。繊細で穏やかな歌声。
白熱するタイのインディー・ミュージック・シーン期待の新星“ナムチャ”待望のデビュー・アルバム!

バンコク出身のシンガー・ソングライターNumcha(ナムチャ)。2019年のデビュー・シングル「Keep Cold」で、タイのシティ・ポップ・ブームの潮流に乗って彗星のごとく現れた新鋭。この楽曲はSpotify、YouTubeともに1500万回再生を超えるヒットを記録し、タイ国内のみならず世界的に注目を集めました。
 
その後、「Dirty Shoes」「Krytonite」「April’s Loop」と立て続けにシングルを自主リリース。2021年にはバンコクの新進気鋭のレーベルNewEchoesと契約し、3枚のシングルをリリース。そしてこのたびついに待望のデビュー・アルバム『Bloom』が届けられました。NewEchoesからリリースしたシングル「Butterfly」「Ladybug」、そして台湾の人気バンド落日飛車(Sunset Rollercoaster)のフロントマンTseng Kuo Hungとのコラボレーション曲「Merry Midnight」を含むほぼすべてのシングルを収めた、Numchaのデビューからの3年間が詰まった内容となっています。
 
シティ・ポップ、ネオ・ソウル、インディー・ポップをまとったメロウでドリーミーなR&Bポップに、繊細でありながら圧倒的な存在感を放つ美しい歌声。アルバム・タイトルの通り、彼女の才能の開花を感じさせる大充実のデビュー・アルバム。Tom MischやPhum Viphurit、Arlo Parksなど同時代のアーティストとも共鳴する新たな才能の登場です。

 

<NEW AGE>

松本一哉 - 無常

 

制作期間に9年の歳月を費やした松本一哉のサード・アルバム。

1st「水のかたち」と対になる、氷の音をテーマにしたその名も「無常」が2枚組の大ボリュームで登場!大自然の予測不能な変化に向き合い、年をいくつも またいで理想の音を求め続けた圧倒的スケールの超大作。まさに無常の日々としか表せない境地にまで達したその録音は、自然が織りなす神秘を ダイナミックかつ繊細に封じ込めた、作家自身の魂の塊のような大傑作 !

 

<ELECTRONICA>

Alva Noto + Ryuichi Sakamoto - Summvs (reMASTER)

 

2011年にリリースされた本作『Summvs』は、ドイツ人サウンドアーティスト、アルヴァ・ノトことカールステン・ニコライと、日本人音楽家・坂本龍一のコラボレーション・シリーズ<V.I.R.U.S.>(ヴァイルス)の第5弾にして最終章となった作品。タイトル『Summvs』は、ラテン語の「summa」(英語 「sum」 = 合計、和)と「versus」(英語「towards」 = ~に向かって)に由来し、本作が2人のコラボレーションの成果を志向していることのメタファーとなっている。

本作には、16分音まで鳴らせる調律のピアノ(Piano Metamorfoseador Carrillo en Dieciseisavos de Tono)を用いた楽曲「Microon」や、ブライアン・イーノがクラウトロックの最高峰<クラスター>のディーター・メビウスとハンス=ヨアヒム・ローデリウスと共に作曲した1977年作「By This River」のカバー曲2ヴァージョンなど全12曲が収録されており、坂本の心に響くピアノのアレンジとノトのデジタル・リズムが融合した、瞑想的であると同時に聴くものを惹きつけてやまない音のオーラを醸し出している。

 

Lullatone - Shapes & Time

 

エレクトロニカ・ユニットLullatone、ギターをベースにした最新作はあらゆる時間に寄り添う日常のサウンドトラック。

“Shapes & Time”は、Lullatoneの普段着のニューアルバムだ。本を読んだり、植物に水をあげたり、あるいはただ時間を過ごすための音楽である。このCDには32ページのzineが付いていて、彼らのレコーディング日誌や(水中マイク、砂で覆われたスピーカー。。。等々)、ギターのタブ譜、楽譜、イラストレーションなどが含まれる。愛情を込めてあらゆるテープマシンに録音されたこのアルバムは、Lullatoneの今までで最も心が暖かくなるアルバムだと言えるだろう。
 
Lullatoneの前作、 “Music for Museum Gift Shops”がピアノにフォーカスされていた所が、今アルバムはピースフルなギター音にベースを置いている。穏やかなアコースティックなメロディーが、寒い朝に飲む暖かいコーヒーや紅茶のように心地よく感じられる。勉強に集中する午後にも、雨の日のうたた寝にも、このアコースティックメロディーはどんな背景にも完璧に寄り添うだろう。
 
Paniyolo, Yutaka Hirasaka, Penguin Cafe, Hideyuki Hashimoto, Akira Kosemura が好きな方へ。


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