NEW RELEASE 03/26
<J-POP/JAZZ>
World Standard for Quiet Corner – Diamond Days
ジャンルも年代も超え、日常風景に優しく寄り添ってくれる音楽を紹介してきたQuiet Cornerの選曲による、ワールドスタンダード集。Quiet Cornerの世界観にも大きな影響を与えたワールドスタンダード/鈴木惣一朗の音楽へのリスペクトを込め、単なるベスト・セレクションではなく、あらたなコンセプト・アルバムとしてQuiet Cornerならではの感性で選びぬかれ、収められた21曲。それは音楽が、かけがえのない幸福な瞬間をもたらし、幾多の思い出が詰まった日々〜Diamond Daysの記録。
ジャンルや国境、時代を超えて「クワイエット」という感覚で共通する、心を安らかに静める音楽を紹介するクワイエット・コーナー。これまでに2冊のディスクガイド本「クワイエット・コーナー」(2014)「クワイエット・コーナー 2 ~日常に寄り添う音楽集」(2021)を上梓し、多数のコンピレイションCDやアーティスト・ベストをリリースしてきました。
今作は、クワイエット・コーナーの音楽的趣向に多大な影響を与えた鈴木惣一朗が主宰するインストゥルメンタル主体のポップ・グループ、ワールドスタンダードのセレクション・アルバム。
1985年のデビュー以降、アシッド&トラディショナル・フォーク、ロック、ポップス、南米音楽、室内楽、トーチ・ソング、ミニマルからサイケデリアまで、多様な要素を織り交ぜた音楽性で多くのリスナーから熱心な支持を得てきたワールドスタンダード。さらにリーダーの鈴木惣一朗が執筆した「モンド・ミュージック」「ひとり」「ワールド・スタンダード・ロック」などの書籍における自由な音楽的趣向は、多くの音楽ファンのリスニング・スタイルに大きな影響を与えました。
このセレクション・アルバム『World Standard for Quiet Corner – Diamond Days』は、これまでにワールドスタンダード名義で発表された14枚のアルバムから、特にQuiet Cornerに影響を与えたDaisyworld Discs(細野晴臣がプロデュースしたレーベル)期のアルバムの楽曲を中心にセレクトすることで、穏やかで心安らぐ音世界を追求しました。単なるベスト・セレクションではない、コンセプチュアルな選曲はQuiet Cornerならでは。
ワールドスタンダードのデビュー・アルバムに登場した蓮の花をあしらったジャケットは、2021年に刊行された「クワイエット・コーナー 2 ~日常に寄り添う音楽集」にイラストを提供した服部あさ美氏による描き下ろし。ストリーミングやプレイリストでは味わえないハンドメイドの魅力も感じられる、長く手元に置いてほしい一枚です。
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