NEW RELEASE 06/17
<ROCK/POPS>
TOM GALLO - VANISH AND BLOOM
米国はニューイングランド出身のシンガー・ソングライター、トム・ギャロの待望の新作は、ジャスティン・ヴァーノン(ボン・イヴェール)、スフィアン・スティーヴンス、ジェイムス・ブレイク、そしてトム・ギャロの才能を絶賛するモーゼス・サムニー等と通じる現代性を持ちながらも、独自の地平を切り開いた傑作アルバム。
自宅でひとり、自身のヴォーカルとアップライト・ピアノ、壊れたスネア・ドラム、身のまわりにある本、テーブル、窓や自身の手拍子などを素材にサンプラーや多重録音を駆使し、ミニマルながら細部まで丁寧に作り込まれた音世界は、静謐にして独創的。
アコースティック・ギターをメインに制作し、デモを聴いた御大チャド・ブレイクがミックスを買って出たデビュー・アルバム『Tell Me The Ghost』から4年、よりパーカッシヴなサウンドを軸にしながらも、白昼夢のような浮遊感や、淡いモノクロームの陰影から滲む余情といった、彼の本質的な魅力はさらに深く、私たちの胸を打ちます。
The Allman Brothers Band - The Closing Night Of Fillmore East
アメリカン・ロックやクラシック・ロック、ジャズ/フュージョン他様々なジャンルを含む数々のアーティストの過去のライヴのFMラジオ放送用音源やテレビ番組出演時の音源などの貴重なアーカイヴ音源シリーズ。Timelineから新たな音源が登場。
The Allman Brothers Bandの絶頂期の伝説のライヴと言われている1971年Fillmore Eastでのパフォーマンスを収録。
Tom Petty - Live '93
アメリカン・ロックの至宝にしてロック・シーンの頂点に立ち続けたレジェンド、トム・ペティ。傑作『WILDFLOWERS』(1995年)をリリースする2年前、1976年から活動するザ・ハートブレイカーズとステージに上がったトム・ペティの93年のスティーブンC.オコンネルセンター公演を収録。
<JAZZ>
Jaco Pastorius - Live at The Montreal Jazz Festival 1982
アメリカン・ロックやクラシック・ロック、ジャズ/ フュージョン他様々なジャンルを含む数々のアーティストの過去のライヴのFM ラジオ放送用音源やテレビ番組出演時の音源などの貴重なアーカイヴ音源シリーズ。EQUINOX から新たな音源が登場。
★大好評のEQUINOX シリーズ。1982年にジャズ・パストリアスがランディ・ブレッカーやピーター・アースキンが参加するバンドでモントリオール国際ジャズフェスティバルに出演した際のパフォーマンスを収録したアルバム。代表曲でもあるThe ChickenやDonna Leeも収録されています。
<NEW AGE>
Iwamura Ryuta - CITY
CITY。
ニューヨーク、シカゴ 、リオ 、
リスボン、アムステルダム、
ソウル、台北、東京。
それぞれの街角に彼は立ち、歩き、
耳を澄まし、そしてピアノを弾く。
音楽と音楽でないものの境界、
楽音と騒音の狭間に、
所在なくひっそりと佇み、
誰かに見つかるのをじっと待っている。
そんな愛おしい都市に捧げた
音楽たちです。
ここに収められている音楽は、Iwamura Ryutaの静謐で、時にドラマチックなピアノに、彼自身がフィールドレコーディングした、各都市のノイズ(環境音)がコラージュされています。
ニューヨークのタイムズスクエアに飛び交うクラクション、シカゴ、ダウンタウンの巨大なビルディングを穿つドリルの音、リスボン、アルファマ地区の石畳の上の靴音、テージョの川波、スキポール空港で到着便を告げるアナウンスが響き渡り、仁寺洞の軒先では、銅の風鈴が静かに揺れている。
これらの異なる地点の音風景が、映画のモンタージュのように、次々と繋ぎあわされたり、
幾層にも重ね合わされたり、都市のひとつのノイズがフィーチャーされ、
それが音楽の「図」や「地」として配置されたり、コラージュの手法は実に多様で実験的です。
この作品で使われているノイズ(環境音)は、彼の耳のフィルタを通して採取されたもので、必ずしもその都市を象徴し、標識となるような音ばかりではありません。
また、都市名を標題にしたピアノソロ曲も収録されているなど、この作品を単純に「環境音楽」や「サウンドスケープ」にカテゴライズする事は、難しいかもしれません。
ある種の現代音楽のように難解なものでもありません。
実験的でありながらも、これまでの彼の作風を裏切らない、
静謐で詩的、時にポップな音楽に仕上がっています。
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