NEW RELEASE 10/07

 

<ROCK>

Patrick Watson - Better in the Shade

 

 

カナダを代表する人気シンガーソングライター
パンデミック期間に自身と向き合って制作された渾身の新作

The Cinematic Orchestraの名曲「To Build A Home」のシンガーとして知られカナダのグラミー賞と言われるジュノー賞にノミネート、そしてポラリス・アワードではArcade Fireを退けて最優秀アーティスト賞を獲得したカナダを代表するSSW。Denis JohnsonのJesus’ Son、Virginia WoolfのThe Waves、Samanta SchweblinのFever Dreamからインスパイアされた作品。より大きな電子的要素を持ち込む為にモジュラーシンセを加えたことで、他の楽器と同じようにアコースティックに表現されたサウンドは液体のように動き、より暖かく、より触れることができるアプローチを構築。今作にはBarr Brothersの Andrew Barr がドラムで参加するなど多くの素晴らしいミュージシャンと一緒に音楽を作り上げています。

『”Height of the Feeling “は親密さを羅針盤として使うことをテーマにしています。ときどき私は自分を支えてくれる愛情がないと悩むことがあります。それが良いことなのか悪いことなのかは分かりませんが、ただそう感じるのです。ラ・フォースのアリエル・エングルと共同執筆できた事は幸運でした。彼女は一緒に仕事をするのがとても楽しい人です。一つのマイクで何度も即興でテイクを重ね、ずっと一緒に笑っていたよ。 』パトリック・ワトソン

 

 

Bruno Bavota & Chantal Acda - A Closer Distance

 

 

ブルーノ・バヴォータとシャンタル・アクダ、
エモーショナルなピアノと慈愛に満ちた天性の歌声の至高の邂逅

イタリア人ピアニスト/作曲家のブルーノ・バヴォータとオランダ人シンガー・ソングライターのシャンタル・アクダによる初のコラボレーション作品。
 
ふたりが数年前に初めて出会ったとき、彼らはほとんど即座に一緒に音楽を作りたいと思ったそうです。バヴォータはすでにアクダのドリーミーなオーケストラル・フォークのファンであり、バヴォータの親密で絵画的なピアノ曲の中に、アクダはぜひ一緒にやりたいという潜在的な可能性を感じていました。そして、COVID-19のパンデミックがもたらす孤独と孤立は、同じ部屋にいることなく、一緒にアルバムを作る機会を提供することになりました。
 
本作『A Closer Distance』はもともと2、3曲の短いEPとして企画され、バヴォータとアクダが1ヶ月間にわたって、一見おわりのないように、楽々と製作を続けた結果、生まれたものです。それぞれの自宅で作曲、録音されています。ロウのアラン・スパーホークとミミ・パーカー、巨匠ギタリストのビル・フリゼールなど、さまざまなアーティストとコラボレーションしてきたアクダも、本作の完成までのたやすさとスピードに驚いています。「これは不思議なほど自然なことなんです。しばらく眠っていた自分の一部を目覚めさせました」。
 
バヴォータの孤独なピアノアレンジと、アクダの幽玄な多重録音ヴォーカルを中心に構成された『A Closer Distance』の楽曲は、彼らのコンセプトである親密さと静謐さを反映しています。本作は、その創作にインスピレーションを与えたのと同じ、心地よさと親しみやすさでリスナーとつながる、魔法のような作品。

 

<ELECTRONICA>

Alva Noto + Ryuichi Sakamoto with Ensemble Modern - Utp_ (reMASTER)

 

独自のアプローチで世界の音楽シーンをリードするアルヴァ・ノトと坂本龍一によるコラボレーション・シリーズ<V.I.R.U.S.>の第4弾となった2009年作『Utp_』が待望のリマスター・リイシュー。現代音楽室内合奏団アンサンブル・モデルンとの共演を収録。

2009年にリリースされた本作『Utp_』は、ドイツ人サウンドアーティスト、アルヴァ・ノトことカールステン・ニコライと、日本人音楽家・坂本龍一の4枚目のコラボレーション・アルバムであり、<V.I.R.U.S.>(ヴァイルス)シリーズの第4弾となった作品。

本作は、ドイツ・マンハイム市の400周年記念のために制作されたアルバム。タイトルの「Utp_」は「ユートピア」という言葉から取られており、1608年に設立されたドイツ南西部マンハイムの都市をラスタライゼーションし、その構造から流れるように展開する10曲が形作られた。
 
本作のレコーディングは、マンハイムの国立劇場で行われたドイツの現代音楽室内合奏団<アンサンブル・モデルン>との世界初演を記録したもの。エレクトロニクスとピアノを基調とした音のパレットに、アンサンブル・モデルンによるクラシック楽器の可能性を拡張した前衛的なアンサンブルが加わった、緊張感と静謐な美しさを包含する音の世界が拡がっている。

 

 


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