NEW RELEASE 11/19
<ROCK>
Tamas Wells - A Plea en Vendredi (15th anniversary LP edition)
すべての痛みを除去するようなけがれなき美しい歌声を持つオーストラリア人シンガー・ソングライター、タマス・ウェルズ。2006年にリリースされ、あまりの美しさが評判に評判を重ね、異例のロングセラーとなった2ndアルバム『A Plea en Vendredi』がリリースから15年を経て、待望のLP化。
当時、医師である妻とともにHIV/エイズ教育に関わる地域保健活動を行うNGOで働くために短期的に移住したミャンマーで大半の曲が書かれ、その後メルボルンでレコーディングが行われました。その時レコーディングされたマテリアルは数時間分にも渡りましたが、そこから厳選され余分なものが削り落とされた結果、11曲の美しい楽曲が残りました。
天賦の歌声を引き立てるような、アコースティック・ギターとピアノを中心とした、シンプルでフォーキーなアコースティック・サウンド。彼自身による多重録音コーラスに酔いしれるとともに、極上のメロディーに心洗われるかのよう。この世のものではないような極上の美しさと、その裏側に底抜けの悲しみを湛えた名曲「Valder Fields」は、静かで繊細な美しいものを追い求める人たちに長年愛されてきました。特に中国では「Valder Fields」がテンセントの人気ヴォーカルオーディション番組「明日之子」で課題曲として使用されるほど、リリースから15年経ってもなお圧倒的に支持されています。
なお、2006年、ちょうど本作がリリースされた春頃に彼は再びミャンマーに移住し、それから2012年の春まで6年間をミャンマーで過ごし、そこで数々の名曲が生まれました。メルボルンに戻ってから現在に至るまで、ミャンマーの政治について研究を行なっており、第二の故郷とも言えるミャンマーに身を捧げています。
※500枚限定プレス(日本国内200枚限定)
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Beach Fossils - The Other Side of Life: Piano Ballads
ビル・エヴァンス、レスター・ヤング、チェット・ベイカー、ヴィンス・ガラルディなどジャズのアーティストに影響を受けたBeach Fossilsがピアノ、サックス、アップライト・ベースなどで製作したアルバムをリリース。
ダスティン・ペイサーはジャズを聴いている時の感覚を自身の楽曲に取り込もうと考えていました。Beach Fossilsの楽曲には常にジャズの要素があります。コードはほとんど演奏されませんが、楽器は単音を演奏し、それらが集まってコードを作っているのです。友人のジャズ・ミュージシャンを集めコラボレーションを重ね楽曲を製作。ジュリアード音楽院で知り合いジャズに対する共有認識を持っていて、2011年から2016年の間Beach Fossilsのドラマーだったトミー・ガードナーがピアノ、サックス、アップライト・ベースで参加したことで彼の理想とする作品へと近づいたのです。ファンにはよく知られているBeach Fossilsの名曲をジャズでアレンジした楽曲は全く別の作品のようで共通した理念が存在しているのです。
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<POST-CLASSICAL>
いろのみ - Four Nocturnes (4つの夜想曲)
静かな夜に 月のひかりを渡りゆく
海宙(そら)つなぐ 4つの夜想曲
「季節のさまざまな色の実を鳴らす」をコンセプトに活動する、印象派・ポストクラシカルデュオ<いろのみ>。
ピアニストの柳平淳哉とプログラミング担当の磯部優によるデュオ<いろのみ>が、前作「琹の葉」から約2年ぶりとなる通算9枚目のアルバムを初の自主レーベルよりリリースする。
月明かりの広がる静寂な夜、海と宙(そら)がひとつに繋がっていく神秘的な風景を、即興のピアノとプログラミングにより繊細に紡ぎ描いた夜想曲集。
<弦月 tsuru-tsuki>、<紡月 hou-tsuki>、<衣月 koromo-tsuki>、<咲月 saku-tsuki>の4曲から構成され、「夜を想う曲」という言葉から連想させる、静かな夜の虫の声や月の光を感じながら、そっと夢の中へと誘われる一枚。
海面を漂う月の反映のような、心地よい揺らぎを持つ音空間が広がっていく作品に仕上がっている。
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